池田家のブログ

お知らせ, 教室 2019年7月2日

新教室のご案内

早いもので一年も半分を過ぎ、梅雨らしい天気が続いておりますがいかがおすごしでしょうか。

さて、竹楽会はNHK文化センター青山教室でも籠・茶杓の教室を開講しておりますが、普段の生活に活かせる作品の制作を自由に取り組んでいただこうと考え、「自由科コース」教室を新たに開講いたしました。
茶道具コース」教室は今まで通り茶の湯の竹芸としての制作を続ける一方、茶道具の観念に拘らず自由に籠作りを楽しむ、という教室です。
「お茶はしていないけど、籠作りには興味ある」「床の間以外のちょっとしたスペースに飾る花入を作りたい」「籠のバックを作りたい」等のご希望のある方に特にお勧めです。
まだ発足したばかりで手探りな部分もございますが、ご一緒に籠作りの新たな可能性を追求していければと存じます。
是非ご参加下さい。

茶道具コース」「茶杓コース」も好評開講中です。こちらも是非ご参加下さい。

教室のお問い合わせは、NHK文化センター青山教室(Tell:03-3475-1151)までお願い致します。


お知らせ, 教室, 泰輔の日記 2019年3月29日

NHK文化センター川越教室 茶杓作り一日講座のお知らせ

昨年末から何かと慌ただしい日々を過ごしておりましたら、あっという間に春を迎え、あと数日もすれば新しい元号も発表されるそうで、過ぎる刻の速さというのは本当に恐ろしいものです。また久しぶりの更新になってしまいました。

もうだいぶ日程も近づいてしまいますが、4月6日、NHK文化センター川越教室様にて、茶杓一日講座をさせて頂ける事になりました。

茶杓削りの楽しみというのは、茶杓の魅力と共に奥深いものです。しかしその入り口はお茶をされていても人によって分かりにくかったり気付けなかったりします。一日講座というものが、その入り口に立つ助けになれますようにと、いつも心がけてとりくませていただいております。

NHK川越教室様で茶杓教室をさせていただけるのは3年ぶりになります。茶杓に興味のあるお近くの方は、是非ふるってご参加下さい♪

NHK文化センター川越教室様リンクhttp://www.nhk-cul.co.jp/school/kawagoe/


お知らせ, 泰輔の日記 2018年10月25日

「百のてすさび」展 -近代の茶杓と数寄者往来ー

今月20日から12月2日まで、滋賀県信楽にあるMIHO MUSEUMにて、「百の手すさび」展が開催されています。

明治維新後、日本の政財界をリードした名だたる実業家達は、茶の湯に親しみ、多くの美術品・茶の湯の名品を蒐集しました。

そして数寄者としての交流を深めるため、盛んに茶会や茶事を催し、互いに茶杓を削り、贈り合ったのです。

この展覧会では、近代の政財界・文化人・芸術家その他各界の著名人が作った茶杓を中心に紹介し、そこから見える茶人たちの美意識、人柄やその軌跡、近代に花開いた数寄者達による茶の湯の世界に迫ります。

この展覧会は父である瓢阿が監修をさせていただいておりますが、これほど近代の茶杓にフォーカスをあて、かつ大規模に開催される展覧会は未だかつて無いのではないでしょうか。「近代の茶杓」は父の茶杓研究の中でも重要なテーマの一つですので、その成果の一端をご覧いただけると思います。

丁度紅葉も美しい季節、景色も楽しみながら是非ご来館下さい。

 

百の手すさび ー近代の茶杓と数寄者往来ー

会場 MIHO MUSEUM

会期 2018年10月20日 – 2018年12月2日(月曜休館)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)

関連プログラム
講演会
茶杓について(仮称)
講師:池田瓢阿(本展監修者)
日時:11月10日(土)14:00~15:30
会場:南レクチャーホール
定員:100名
予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布
参加無料(入館料要)
講演会
近代数寄者とは(仮称)
講師:熊倉功夫(当館館長)
日時:11月17日(土)14:00~15:30
会場:南レクチャーホール
定員:100名
予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布
参加無料(入館料要)

 

尚、展示の中に映像コーナーもあり、私が茶杓を削る動画も上映されております。ご覧いただけましたら幸いです。


お知らせ, 泰輔の日記 2018年10月24日

炭を洗いました

今度根津美術館内の庭園の茶室、被錦斎にて父が一席薄茶席を持つことになりましたので、準備をしています。

毎年根津美術館で開催される「現代茶人の茶席」の一環で、10月31日に担当することになりました。名残も名残、今年の風炉の最終日ですね。

というわけで準備のために炭を洗いました。盥に水を張りつつ流水で、亀の子たわしを使って優しく洗うんですが、結構集中できて楽しい作業です。

洗った炭は縦にして数日乾かします。ちゃんと洗えてるといいけど…席中ではぜませんように(-人-)

洗った炭の一部


お知らせ, 展示会, 泰輔の日記 2018年4月25日

池田瓢阿・池田泰輔「相伝展」のお知らせ

春も盛りを過ぎ、初夏を思わせるような陽気の今日このごろ、いかがおすごしでしょうか。
此度、日本橋三越特選美術画廊様にて、池田瓢阿・池田泰輔「相伝展」を開催することとなりました。
籠花入、炭斗、竹花入、茶杓等、父子合わせて100点あまりの作品展示をいたします。
我が家の制作活動の中に於いて、時代の名物籠の写しを能くするということは大切な”芯”となっております。今回、名物籠の写しの制作の許しと伝授を、私泰輔が受けることとなりましたため、「相伝展」と銘打たたせていただきました。
初めて取り組む名物籠の写しの制作には学ぶことも多く、責任の重さも強く感じます。まだまだ未熟者でございますが、一生懸命に臨みました成果を、皆様にご高覧いただけましたら幸いです。
 

池田瓢阿・池田泰輔「相伝展」
会場:日本橋三越本館6階特選美術画廊
開催日時:平成30年5月23日㈬~29日㈫午前10時~19時(最終日は17時迄)


お知らせ, 展示会, 泰輔の日記 2017年6月18日

新宿 柿傳にて展示会

瓢阿作 侘籠花入。「侘籠」の名は、故 林屋晴三先生の命名による。

またこの度、新宿にあります柿傳ギャラリー様にて、「池田瓢阿・泰輔竹芸新作展」を開催させていただくはこびとなりました。

風炉の時期に入り、籠の活躍の場の多い季節になりました。是非会場におはこびいただき、茶の湯の竹芸と籠、夏のお茶花の風情をお楽しみ下さい!

会の詳細につきましては柿傳ギャラリー様のHPをご確認下さい。


お知らせ, 泰輔の日記 2017年6月18日

なごみは6月号で450号!

早いもので、この間まで春の花粉症に難儀していたと思ったら、あっという間に梅雨になってしまいました。もうすぐ一年の半分が過ぎようとしています。

少年老い易くとはかくのごとし。おそろしいことです…

とは言え怖がってばかりもいられません。今月は新宿・柿傳にて展示もあるので、そちらの準備もいそがなければいけません。気が急くばかりで思うように進めない、そんな今日この頃です(-_-;)気合を入れ直さないと。

先日、淡交社様より「なごみ」6月号が刊行されました。1980年以来茶の湯を中心とした多様な日本文化の姿を写真を交えつつ様々な角度から世に紹介しつづけてきた「なごみ」。今号でめでたく450号となりました!

これからも茶の湯の魅力を発信し続ける存在として、益々の活躍を楽しみにしています。本当におめでとうございます!☆(^^♪

さて今号では450号記念として、大特集「そろそろ、お茶はじめませんか?」が掲載されています。

各界の著名人によって茶の湯との関りと愉しみ、茶の湯から得られる学び、そしてこれからの茶の湯の在り方について語られています。

その中でも今回、市川右團次氏による茶杓削りとご子息右近氏との親子茶会の項に、我が家が関わらせていただいております。

父・瓢阿が右團次氏に茶杓の削り方を教え、母・宗裕がお二人にお茶の点て方喫し方をご指導しました。

右團次氏が3代目として市川右團次を襲名し、同時にご子息が市川右近を襲名された記念でもある今企画。右團次氏がどのような感慨で茶杓削りに臨み、茶の湯を通じて右近氏にどのように伝えるか。是非ご覧下さい!

なごみ6月号の表紙。ポップなデザインが目を引く


お知らせ, 教室 2017年1月10日

茶杓一日講座のご案内

新しい年を迎えて、スタートダッシュ!といきたかったのですが、年明けから風邪をひいてしまいまして。ようやく回復したのですが、結構長引かせてしまいました。

風邪やインフルエンザがはやっているようなので、くれぐれもお気を付けて…。

気を取り直して心機一転、これから頑張っていきたいと思います。

さて、来る1月24日、NHK文化センター青山教室にて茶杓作りの一日講座を担当することになりました。春のお茶会シーズンに向けて、ふさわしいご自分の新作茶杓などはいかがでしょうか。初めて臨まれる方も、ちゃんと使える茶杓をお持ち帰りいただけますので、是非ご参加下さい!

教室の詳細:NHK文化センター 青山教室


お知らせ, 教室 2016年12月31日

三越のfacebookで紹介されました。

私は現在、日本橋三越本店の三越カルチャーサロンにて、茶杓の教室(毎月第三金曜)の講師を務めさせていただいておりますが、先日その茶杓教室がカルチャーサロンのFacebookにて紹介されました。

写真で茶杓を削っているのが私です。

茶杓教室では私が選んだ白竹、煤竹等の良材で、取り合わせや季節、茶の湯にかなったイメージを、素材の魅力を引き出しながら削り出していきます。

Facebookで紹介されている写真にもありますが、茶杓の「ため」の曲げ方も体験していただけます。そして筒に収めて銘をつけるところまでしていただけます。

茶杓作りは古来より茶人の教養として、また交流の手段として親しまれてきました。

そんな茶杓、そして茶杓の魅力を、すこしでもお伝えしたいと、お教室に臨ませていただいております。是非茶の湯者の皆様、また茶の湯、茶杓にご興味のあられるお方は、一度体験されてみてはいかがでしょうか。

また、同じ三越カルチャーサロンでは、父・瓢阿の「茶の湯の竹芸教室」(毎月第一金曜)も開講しております。こちらも、茶席で実際に使える花入、炭斗、菓子器等をお作りいただけます。

いずれも、ご興味いただけましたら幸いです。見学も随時承っておりますので、是非お問合せ下さい。


お知らせ, 展示会 2016年6月9日

平成二十八年 竹楽会のお知らせ

早いものでもう一年の半分が過ぎようとしています。梅雨に入り、紫陽花が鮮やかに色づいてきました。

此の度、日本橋三越本店6階美術特選画廊にて「池田瓢阿と竹楽会 竹芸展」を開催する運びとなりました。「竹楽会」とは、瓢阿主宰の籠・茶杓作りの教室とその生徒・会員の皆様方による会で、創立63年になります。

この「竹楽会展」は5年に一度開催され、生徒の皆様の力作と瓢阿の作品を一堂に会して展示する大展覧会です。是非ご来場いただき、籠・茶杓の魅力と奥深さを感じていただければ幸いです。

竹楽会展 詳細

会期:平成28年6月22日㈬~28日㈫(最終日は午後5時閉場)

会場:日本橋三越本店本館6階美術特選画廊

池田瓢阿・泰輔は毎日在廊(開店より午後5時頃迄)


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