池田家のブログ

お知らせ, 展示会, 泰輔の日記, 作品 2021年5月19日

竹楽会展示延期のお知らせ

まだ5月だというのに、もう梅雨のような気候になって参りました。今年はどうも季節の巡りが早いようです。

先日、竹楽会の展示のお知らせをしましたが緊急事態宣言の延長に伴い三越の営業自粛も延長され、予定されていた会期(5月19日~24日)もその自粛期間に含まれる為、今年の10月13日~18日に延期されることになりました。

延期は残念ではございますが、新しい期日に向けてより充実した展示を出来るよう、頑張ってまいりたいと思います。

瓢阿作 唐物南京玉入籠花入写

写真は唐物南京玉入籠花入写(本歌は畠山記念館蔵)。今回の展示の目玉の一つで、展示パンフレットの表紙を飾っています。唐物形式の格式高い風格で牡丹の花がよく似合います。胴中程に時代の硝子玉(南京玉)が飾られているのが大きな特徴です。

作品についてのお問い合わせは日本橋三越美術特選画廊(TEL:03-3241-3311/HP:アートギャラリー | 日本橋三越本店 | 三越 店舗情報 (mistore.jp))まで。


展示会, 泰輔の日記, 作品 2020年7月16日

籠地の茶器

7月もなかばを過ぎ、いよいよ個展の会期が近づいております。
色々不安もありますがお世話になっている皆様の助けを借りながら一生懸命準備を進めております。
今回の展示に向けて、自分の作品としては初めて籠地の茶器を制作しました。
籠の茶器は珍しいですが、替茶器としても好まれます。
侘びた風情もありながら、細やかな「組み」と漆による仕上げによる上品さに魅力があります。
蓋の材は柿を用いております。柿は経年とともに自然と現われる模様の風合いが魅力的です。

泰輔作 籠地茶器

籠地茶器。内側は一閑張になっており、お抹茶を入れられるようになっております。蓋の材は柿です。


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